俺主人公。

私は、今見知らぬ土地に足を踏み込んでいる。
さっきまでは、家でPCを触ってたはずなのに。
「ここは、どこなんだろう」
辺りを見渡して見ると古びた家が、何件か建っている。そして薄暗い。
しかし、驚いたことに人もちらほら見かける。
どうやら、私は夢をみてるらしい。ほっぺたを、つねってみる。
「いでぇえええええええええええええ」
ほっぺたが、赤く腫れ上がる。夢じゃないらしい。
「・・・信じられん。」苦笑いを浮かべながら、地面を見つめる。
最近、仕事をしてから、独り言が多くなってしまった。
学生の時は、独り言なんてなかったのに。
それだけ、ストレスが溜まってたのか。そうだ、ストレス発散のために
エロサイトを開こうとしたんだっけ。なんで、こんな事に。
もう一度、辺りを見渡す。同じ格好をした人が、みんな同じ方向に
向かっていく。「・・・・ついて行ってみるか」
そこには、大勢の人達で、賑わっていたカカシがあった。
「なんだ、これ・・・(´Д`)」腕の長さぐらいある短剣を振りかざし、
一心不乱にカカシを斬っている。遊びでやってる訳でも
無いみたいだ。みんな必死だ。いて座の私は、興味本位で手に持ってた
その短剣で、素振りをしてみる。
なかなか様になっている。むしろ、かっこいい。そう自画自賛しながら、
その異様な光景を見つめていた。
「やっぱり夢だよなぁ、寝れば夢さめるかな」
どうも、この異様な光景に私は夢と思うしかなかった。重い腰を上げて、
その場を、立ち去った。歩いている途中に、1人の男性に目が止まった。
その男は、もう1人の男と話終ると、どこかに飛ばされていった。
その光景は、夢だと確信する以外何でもなかった。
しかし、やっぱりここでも私は、「やってみたい(´д`*)」と思ってしまった。
その男の話では、シルバーナイトタウンと言う街にワープさせてくれるらしい。
「夢確定!」そう心の中で、叫びながらワープしてもらうことに。
着いた先は、さっきの土地とはまるで正反対の土地だった。
建物もたくさん建っており、そして明るい。
何より驚いたのは、人に活気が見られたのだ。何やら大声で叫び、人と話している。
そして、何か取引をしているのが見てて取れた。
「なんだか怖い(ノд`)」
何か、夢にしては、はっきりし過ぎてる。早く寝たい。
夢だと、わかっていながらも、人前で寝るには抵抗がある。
ちょうどいい、空屋が見つかった。
「明日は、上司と打ち合わせだ」そう思いながら、
天井を見つめて、少し不安を覚えながら、今日の事を振り返る私だった。 


次回につづく(ノ∀`)ノ